文化としての日本仏教
私の敬愛するK2氏から紹介された「ブータン仏教から見た日本仏教」（今枝由郎著、NHKブックス、ISBN4-14-091032-1 C1315）を読んだ。
買ってきて読み出したらグングン引き込まれ、一気に読んでしまった。
そうだったのか、...
今まで、仏教に対して漠然と抱いていた疑問は、かなり払拭され私の知的好奇心は、かなり満足させられた。
勿論、私はこのブログで宗教を論じるつもりはない。今の日本の仏教は宗教としてよりは、文化として見るべきであり、私としては仏教を哲学として興味がある。
しかし、僧侶や檀家が唱えるお経は、音としての響きは良いかもしれないが、私にとっては意味不明のものである。
しかも、この本によれば、日本の経典はインドでサンスクリット語などに記されたものを、中国語に訳されたものであり、音をそのまま字に当てはめたり、意訳されたり、中国の文化に合わせ歪曲されたり、誤訳されたりしているものであるとのこと。輪廻転生より先祖崇拝的要素が強いのはそのためであろう。
さらに、日本仏教が宗教として根付いていないのは、原典から日本語に訳されたものが無いことにも原因があると指摘している。
枝豆のアイス
安比スキー場のザイラーゲレンデ近くに有るアイスクリームショップ Ecco La Gerati の「枝豆のアイス」が旨いと聞いたが、時間帯が悪いせいか、お目にかからなかった。
そして「もう今年はシーズンが終わりました」と。
もう、今年は食べられないかと思ったが、念のため冷蔵庫を見たら、パックされたものが有るではないか。
フレッシュアイスとしては食べられないが、パックされたもので味見をすることに。
味はやはり「ずんだアイス」という感じ。想像どおりの味。私的には絶賛するほどではないが、ほどほどの旨さ。
後ろはマンゴーのアイス。昨年、インドに行ってからマンゴーに嵌まっているのだ。
さらに背景には岩手山がうっすらと見える。（かな？）
小さな幸せを感じる一時を過ごす。
モルゲンロートの岩手山
今朝は雲ひとつ無い晴天。未明にいつものウオーキングコースに出かけたが、岩手山が奇麗だったので急遽コースを変えた。
日の出直前の岩手山は、モルゲンロートに染まっていたし、すそ野には東雲が広がっている。
自宅にデジタルカメラを取りに行っていると日が昇ってしまうし、やむなく talby の非力なカメラで撮影したが、目で見た美しさはとても再現できない。
このあと、いつもの撮影スポットまで足を伸ばしたが、朝霧のまっただ中に入ったため、撮影できず。
戻る途中の高台に有る公園に登ってみたが、朝日に照らされ東雲から美しく聳える岩手山は見えるものの、手前の住宅が邪魔で絵にならない。
でも、朝から美しい風景をしっかり見ることができて何だか得した気分。
台風の実況放送
台風が来ると、どこの放送局でもアナウンサーが雨具を着て「こんなにヒドイよっ！」という実況レポートが出てくる。
やっているほうは大変なのだろうが、私には自虐的で放送局の自己満足にしか思えない。
命綱を身体に巻き付けて放送しているアナウンサーもいる。いいかげんにやめて欲しいものだ。
そうしてレポートしているアナウンサーに、スタジオのキャスターは聞かなくても良いような質問を、悠然と発したりする。
そうしておいて、「危険ですから外に出ないようにしてください。」とか、「安全なところに非難して下さい。」とのたまう。
はぁ〜。台風の度にワンパターン。視聴者はこの映像を期待しているのかなぁ。少なくても私はウンザリ。
