TigerのiCalって....

MacOS X 10.4 (Tiger) になって、スケジュールソフト iCal が 2.0になった。
大きく変わったのは、カレンダーのグループ化ができることだ。
このためデータ構造が大幅に変更され、拙作のフリーソフト iCal2H が動かなくなったのだった。

Tigerになって動かなくなったことに気がついて、色々調べてみたら、以前のバージョンでは
ホーム/ライブラリ/Calendars にあったカレンダーのデータが
ホーム/ライブラリ/Application Support/iCal/の下にある nodes.plist で管理され
ホーム/ライブラリ/Application Support/iCal/Sources/の下にカレンダー毎のフォルダが作成されて、その中に入っているように変更されていた。
この調査の過程で「藤棚工房」さんから貴重な情報をいただきました。
このデータ構造だと、nodes.plist のXMLデータを解析して、カレンダーのフォルダ名を取得し、それから実際のカレンダーデータを解析する必要が有りました。
で、iCal2Hでは nodes.plist からフォルダ名を取り出す perlスクリプトを追加して対処しました。
Objective-C with Cocoa で書くと良いらしいのですが、まだ Objective-C with Cocoa の敷居が跨げないでいます。(苦笑)