Windows版Konfabulator用Widgetを作る
KonfabulatorのWindows版が登場した。MacOS X版で作成していた自作WidgetをWindows版に移植してみた。
(Windows版Widgetの作り方)
MacOS Xの時は、次のようにフォルダを作って、フォルダ名の拡張子に .widget を付けるだけで良かったのだが、そのままWindowsに持っていったら、アイコンも変わらず、動作もしなかった。
そこで、本家のサイト(http://www.konfabulator.com/ )のワークショップ(http://www.konfabulator.com/workshop/ )からリファレンス・ガイドを入手して調べた。
それによるとWindows版のWidgetは次の手順で作る。
1.フォルダの構造を次のようにする。
myWidget.widget <ーーー自分が作成するWidgetの名前+.widget というフォルダ
Contents <ーーーー 必ず「Contents」という名前のフォルダを作る。
myWidget.kon <ーーー 自分が作成するWidgetの本体(テキストファイル)
Resource <ーーー 画像などのファイルを入れるフォルダ(無くても可)
〜〜.kon のファイル(XML形式のスクリプト)をテキストエディタで編集。
2.myWidget.widgetをZIP形式で圧縮する。
3.圧縮したファイルの拡張子を .zip から .widget に変更する。
これでwidgetが完成。後は、このwidgetを適当な場所(マイドキュメントの中の、My Widgetsを推奨)に置いて、起動するだけ。
上記のように、zipファイル化するだけでMacOS X で作ったものは大概動作するが、私の場合、次の2点がだめでした。
1.unixコマンドを使っているもの。
runCommand() でunixコマンドを実行した結果を求めている処理。(Windowsでは動きませんね)
2.ウィンドウを動かしているもの
hOffset, vOffset の値を変更しただけではウィンドウは動きませんでした。
Window.moveTo() メソッドを呼ぶことで解決しました。
こんなところでしょうか。
あ、Mac版のライセンスでは、windows版は使えませんでした。(別途ライセンスを購入する必要があります)
<残念!>