パケットと通話料金

DoCoMoのFOMAを使って、校外授業の様子を動画で中継する実験があるそうだ。そこで気になるのは通信料金ということで、知り合いにその辺りを聞いてみた。
最初はケータイのカメラで撮影したものを送って、学校ではプロジェクタで投影して見る予定だったが、事前のチェックで画像の荒さが目立つため、別のカメラで撮影したものをFOMAの384KB/Sで通信する方式にしたらしい。
実験なので、パケット代はDoCoMoが提供するらしいが、膨大な金額になるとのこと。
DoCoMOがFOMAのコマーシャルで流している、宮崎あおいチャンが家族と動画を出しながらテレビ電話のような使い方をしているヤツは、FOMAの通話料しかかからないのだが、同じ時間をFOMAのパケット通信で動画を流すと、そのパケット代は通話料の何倍もの高額になるということだった。
つまり、回線交換の料金設定と、パケット交換の料金設定のギャップが大きいということだ。まてよ、確かDoCoMoでは通話料金の明細は出してくれるけど、パケット通信料金の明細は出さないと言ってたよね？高額になるパケット料金の明細を出さないということは、消費者が請求の妥当性をチェックできないということだよね。民営化されたとは言っても、まだまだ一方的な事業姿勢だと思うのは私だけ？
ちなみに、私は数年前にDoCoMoと決別しているので、余計に批判的なのかもしれない。