マイナスイオン

今朝のニュースの中で一番ひっかかったのが、シャープとイオン(AEON)の抗争だ。
イオンが台湾のメーカーと共同開発し、日本で独占販売している液晶テレビに使用されている液晶パネルが、シャープの特許を侵害しているとして、製造元である台湾の企業の日本法人に対して販売停止を求める仮処分申請をしたことに、イオンが反発してシャープの全製品を取引停止にするというものだ。
イオンの態度は、全くオトナゲナイ態度であって、「オレのやることに文句があるなら絶交だ!」という感じに受け取れる。
事態が良く解らないので、スラッシュドット・ジャパンのこのスレッドをざーっと読むと、(もう、和解したようだが)大多数はシャープの方が正しいことをしているのに、イオンは、疑いを晴らすという正しい手続きをせずに、圧力で相手をたたき伏せようとしているようにみえるという意見のようだ。私もそう思う。
その中で、オモシロイというか、私にとっては「お〜い山田く〜ん、座布団一枚!」と言いたくなったのが、イオンのブランドイメージがマイナスになるということで、「マイナスイオン」と表現していた記事だ。ぱちぱちぱち。
シャープが事前に説明に行った時の説明が悪いとか、和解のときもシャープがイオン側への説明が不足していたことを詫びで、イオンのブランドイメージの向上に努めるとかいうことらしいが、シャープがオトナで罪を被ったというような印象を受けた。
私も今回のドタバタで、マイナスイオンになりました。(私が買わなくたって相手は痛くも痒くもないのだろうけど)