バリアは心にある


バリアフリーだとかユニバーサルデザインがもてはやされたけど、ブームだけだったのかなぁ。
この黄色いタイル部分は、足の裏や杖を目の代わりにしている人たちのためのものだ。
そういった人たちにとっては本当に大切なものなのだから、真っ先に雪かきをすべきところのはず。

だけど、これだけ雪が融けているのに、まだ融けずに残っているということは、この上に雪を積み重ねて、別のところを通路にしていたということだ。
もっとも、雪かきをして道が付いていれば、それがガイドになるということもあるけど、注意を喚起するための丸ポチの部分は判らない。
わざわざ黄色に着色して目立つようにしているのは、むしろ目でみることが出来る人たちに注意を喚起するために違いないのだが、そういった人たちの大部分の人が雪を積んだり、自転車を駐車したりして邪魔をしていたりするのだ。
そう、バリアは人の心の中にあるのだ。